愛知県へき地医療支援機構とは?
愛知県の山間部、離島に存在する「へき地診療所」へ医療従事者を派遣したり、無医地区等へ巡回診療をするなどの支援事業を円滑にまた効率的に実施する働きをします。
本室を愛知県保健医療局 健康医務部医務課 地域医療支援室に設置し、分室を当院に設置しています。
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主な役割
医療従事者派遣の調整
へき地診療所は医師1名体制の場合が多く、容易に診療所を離れることができません。そのため、必要な医療技術を学ぶための研修やリフレッシュのための休暇を安心して取ることができるよう、へき地医療拠点病院より医師を派遣して、診療を代わりに行ってもらえるよう調整します。
愛知県へき地医療支援計画策定会議の開催
へき地医療対策を円滑に行い、へき地医療拠点病院、へき地診療所の相互の連携、調整をするための会議です。無医地区及びへき地医療機関の課題や支援計画などについて検討しています。
chevron_rightへき地医療拠点病院とは
愛知県へき地医療研修会の開催
実際のへき地医療の環境を見てもらうため、毎年県内のへき地医療の現場で研修会を開催しています。へき地医療に携わる方からへき地医療に興味のある学生まで、幅広い職種の参加があり、交流を深めています。
令和4年度 愛知県へき地医療研修会 開催案内
愛知県では地域医療への理解を深め、多種多様な職種・勤務地の医療関係者が交流を深めることを目的に、毎年8月に、夏のへき地医療研修会を開催しています。例年、ベテランから学生まで、幅広い年代が参加する研修会となっています。へき地医療に関心のある方のご参加を、心よりお待ちしております。
日時:令和4年8月20日(土)10時~16時30分
場所:JA愛知厚生連 足助病院(〒444-2351 愛知県豊田市岩神町仲田20) アクセス案内こちら
※Zoomミーティングを利用したオンライン配信も同時開催
※当日は最寄りの名鉄猿投駅より無料送迎バスを準備いたします(事前申し込み必要)
※現地参加の場合、午前のみ、午後のみの参加も可能です。
※オンライン参加の場合は、講演のみ、ワークショップのみの参加も可能です。
内容:【開催テーマ】地域医療について再考しよう 講師の詳細なご略歴はこちら
(講演1) 医療人として~へき地拠点病院で育まれるもの~
JA愛知厚生連 足助病院 病院長 小林 真哉 先生
(講演2) 地域の中での医療の視点
豊根村診療所 所長 丹羽 治男 先生
(講演3) 私の考える地域医療:対話とウェルビーイング
鳥取大学 地域医療学講座 講師 孫 大輔 先生
(ワークショップ) あなたがしたい地域医療とは?
対象者:へき地医療・地域医療に関心のある全ての方
(医師・看護師、ST、OTなどの医療関係者および医療系学生)
定員:現地参加 70名程度 + オンライン参加 制限なし
参加費:無料 (昼食は事前予約者のみ500円でお弁当を用意します)
申込期限:8月1日(月)
参加申込フォームよりお申込みください https://forms.gle/kTVK3NGB1BwU14618
※研修会場の都合上、現地参加者は定員になりましたら締め切らせていただきます。
※オンライン参加の方については別途Zoomミーティングの申込を案内いたします。
※お申込後、キャンセルの場合には早急に下記までご連絡ください。
愛知県へき地医療支援機構 (JA愛知厚生連 知多厚生病院内) 専任担当官:渡會 事務担当:神谷 電話:0569-82-0395 (病院代表) Mail:hekichi@chita.jaaikosei.or.jp(メールでのキャンセル・質問も受け付けています) |
専任担当官の紹介
専任担当官(医師)が当院へ赴任し、へき地医療支援機構に係る業務を行いながら、当院で一般診療も行っています。 |
![]() 専門診療(小児科) |
![]() 総合診療(救急外来) |
救急外来にて総合診療を行うとともに、小児科医として小児診療に携わっています。 医療従事者の方へ 今、日本では高齢化や地域の過疎化などが医療現場にも大きく影響してきています。 |
当院のへき地診療
知多半島には篠島、日間賀島といった離島を有しており、知多厚生病院がへき地医療拠点病院として愛知県より指定を受けています。
当院附属の診療所として、篠島に篠島診療所を開設しています。一般診療はもちろん、小児・高齢者を含めた各種予防接種の実施や年2回の保育園の検診を担当しています。
医師初期臨床研修の場として知多半島地域医療研修プログラムを作成し、各病院の地域医療研修の協力プログラムとして、研修医の受け入れも行っています。
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