臨床検査室について
臨床検査室では患者さんから採取された血液や尿といった体液の検査(検体検査)や、患者さんに直接行なう生理学的検査を行なっています。検体検査の種類には生化学・免疫検査、輸血検査、血液検査、一般検査、病理検査、微生物検査などがあります。 当科ではこれらの検査を24時間体制で行い、信頼性の高い検査結果を提供するために、日本医師会・日本臨床検査技師会などの諸団体が行う外部精度管理に参加し、正確に実施されているかをチェックすることで、患者さんに優しい検査室を目指し、日々努力を続けています。
スタッフ
16名(2022年4月現在)
主な認定資格 細胞検査士 |
業務紹介
生化学・免疫・血液検査 採血で得られた血液を用いて、心機能、肝機能、糖尿病、腫瘍マーカー、貧血など様々な検査しています。血液検査の結果は病気の診断、治療を決定する上で重要なマーカーとなります。 |
一般検査 尿、便などの検査です。特に尿は痛みなく繰り返し採取できる上に、蛋白、糖、潜血をはじめ、顕微鏡による細胞の観察などから非常に多くの情報を得ることができます。 |
輸血検査 輸血は、病気や手術、事故などで不足した血液を補う際に実施されます。 検査室では血液型の検査や輸血製剤の保管・管理を行っています。
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病理検査 病理検査は手術や内視鏡検査などで採取された組織を顕微鏡で観察し、病気の最終診断を行う重要な検査です。他にがん細胞の有無を調べる細胞診検査や、不幸にしてお亡くなりになられた患者様の病理解剖も行われています。 |
微生物検査 喀痰、便、尿、膿、血液などの検体に含まれる菌を寒天(培地)上で発育させ、発熱や炎症の原因となっている菌を調べます。さらに検出された病原菌に、どのお薬が最も効くかを調べます。 |
生理検査 生理検査室は、心電図や脳波など患者さんの体から出されるわずかな信号を検出して、病気特有の異常な信号を見つけたり、超音波を使った検査装置を用いて体の内部の異常を調べます。 |
教育体制・学生実習
教育体制
JA愛知厚生連の施設間研修制度、認定資格取得研修や勉強会を行っております。
学生実習
臨地実習の受け入れを行っております。ご希望の方は、下記までご連絡ください。
TEL:0569-82-0395(代表)
担当:臨床検査室