診療放射線室

診療放射線室について

診療放射線室では、X線や磁気を利用した検査・治療を行っています。
画像データは全て電子化され、鮮明な画像を即座に院内のどこからでも参照することができます。 外来、入院患者さんはもちろんのこと、病診連携業務の一環として地域医療機関からの依頼検査も行っています。

スタッフ

診療放射線技師10名(2022年4月現在)


主な認定資格

第一種放射線取扱主任者
放射線管理士(日本診療放射線技師会)
放射線機器管理士(日本診療放射線技師会)
医療情報技師(日本医療情報学会)
医療画像情報精度管理士(日本診療放射線技師会)
検診マンモグラフィ撮影技師(日本乳がん検診精度管理中央機構)
救急撮影認定技師(日本救急撮影技師認定機構)
X線CT認定技師(日本X線CT専門技師認定機構)
肺がんCT検診認定技師(肺がんCT検診認定機構)
Ai認定診療放射線技師(日本診療放射線技師会)
画像等手術支援認定診療放射線技師(日本診療放射線技師会)
臨床実習指導教員(日本診療放射線技師会)

施設認定

医療被ばく低減施設認定(日本診療放射線技師会)
マンモグラフィ健診施設画像認定(日本乳がん検診精度管理中央機構)

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業務紹介

一般撮影

X線撮影を行います。
当院では最新の撮影機器FPD(フラットパネルディテクタ)を使用して撮影を行っており、被ばく線量を減らし、高画質で診断しやすい画像を提供し、画像処理時間の短縮により待ち時間が少なくなりました。

乳房撮影(マンモグラフィ)

マンモグラフィとは乳房のX線撮影です。
乳房を片方ずつ機械で圧迫して撮影します。圧迫することにより被ばく線量を減らし、乳腺内がよく見えるようになるため、痛みはありますが数秒ですのでご辛抱お願いします。
当院は日本乳がん検診精度管理中央機構よりマンモグラフィ施設として適切であると認定されています。又、撮影認定資格を有した女性技師が撮影を担当しております。

CT

CT検査は、X線とコンピュータを用いて身体の断面を撮影する検査です。当院では80列マルチスライスCTを使用し、従来のCTと比べ少ない被ばく線量で短時間の検査となっています。
さらに造影剤を急速静脈注射しながら撮影することにより、血管系や腫瘍などの血流状態も観察することができます。

MRI

MRI(磁気共鳴画像)は、放射線を使わない検査で、強力な磁場と電磁波を利用して、全身の部位を任意の断面や3Dの画像で提供することができます。
受診コイルが完全デジタル化され、高精細な画像の撮影が可能となっています。従来のMRIと比べ検査を受けていただくトンネルが広くなり、圧迫感のない快適な環境で検査ができるようになりました。
心臓ペースメーカー使用の方、体内に金属のある方、妊婦または妊娠の可能性がある方、閉所恐怖症の方、入れ墨のある方は検査を受けられない場合がありますので、事前にご相談ください。

X線TV検査

人体を透過したX線をTVモニターで観察しながら、バリウムを用いた消化管検査や、内視鏡を用いた膵・胆管の検査、その他外科や婦人科、整形外科、泌尿器科などの検査や治療を行います。

血管撮影

カテーテルという細い管を血管内に挿入し、造影剤を使用して血管の性状や血行状態の診断や治療を行います。当院では、狭くなった冠動脈や頸動脈をステントを用いて広げたり、動脈瘤を金属製コイルを用いて塞ぐ治療を行っています。 

ポータブル撮影

持ち運びができる撮影機器を使用して、病棟や手術室でX線撮影を行います。
病棟で安静が必要な方や、感染病棟に入院の方、手術中や手術後の撮影を行います。

骨塩定量検査

腕の骨(橈骨)で骨の強さ(骨密度)の検査を行います。
腕を機械の中に入れて頂き、微量の放射線を利用してその吸収差を用いて骨塩量(カルシウム量、ミネラル量)を測定します。
以前に骨折した腕や利き腕は骨が強く、麻痺がある腕は骨が弱くなっており、正確な骨塩量が測定出来ませんので反対の腕で検査をさせて頂きます。検査前に骨折の有無や利き腕等をお知らせ下さい。

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放射線検査を受けられる方へ

一般撮影 ボタン、ファスナー、金具、プリント入りの服、シップ、エレキバン等が写っていると診断に支障を来たす可能性がありますので、外していただくことがあります。
乳房撮影(マンモグラフィ) ペースメーカーを使用されている方や、豊胸術を受けられた方は検査ができない場合もありますので、事前にご相談ください。皮膚の弱い方は赤くなったり傷が付いたりする可能性があります。気になることがあればご相談ください。
CT撮影 検査は予約制ですので、基本的には予約の順番通りにご案内いたします。救急患者の検査を優先させていただきます。
検査の内容によっては、飲食の制限をお願いすることがあります。
検査部位に金具があると画像が見にくくなりますので外していただきます。
頭部:眼鏡、補聴器、ネックレス、ヘアピン、ピアスなど
胸部:上半身の洋服のファスナー、金属のボタン、ネックレス、下着の金具など
腹部:上下半身の洋服のファスナー、金属のボタン、ポケットの中身など
MRI撮影 検査は予約制ですので、基本的には予約の順番通りにご案内いたします。救急患者の検査を優先させていただきます。
検査の内容によっては、飲食の制限をお願いすることがあります。
検査室には強い磁力がはたらいていますので、以下のものを持ち込まないようにしてください。
金属類:眼鏡、入れ歯、ライター、アクセサリー、鍵、ベルトなど
磁気カード類:キャッシュカード、テレホンカード、定期券、診察券など
機械類:時計、補聴器、携帯電話など
心臓ペースメーカー使用の方、体内に金属のある方、妊婦または妊娠の可能性がある方、閉所恐怖症の方、入れ墨のある方は検査を受けられない場合がありますので、事前にご相談ください。
X線TV 検査の内容によっては、飲食の制限をお願いすることがあります。
検査でバリウムを使用された方はなるべく早めに排泄させるために、多めの水分を取ることをお願いしています。
血管撮影 検査では1時間程度、治療では長い場合で3時間以上かかることもあります。
血管撮影室内は手術室と同じように清潔区域なので、不潔にならないようご自分では動かないようにお願いします。
ポータブル撮影 病室のベッド上で撮影を行いますので、撮影される方以外は病室外へ移動をお願いすることがあります。移動が出来ない方も、被ばくの影響を受けない距離である2m以上離れて撮影を行いますのでご安心下さい。
また、撮影のために身体の下に硬い板を入れさせて頂きますので、多少背中などが痛むかもしれませんが、数分で終わりますのでご協力をお願いします。 
骨塩定量検査 以前に骨折した腕や利き腕は骨が強く、麻痺がある腕は骨が弱くなっており、正確な骨塩量が測定出来ませんので反対の腕で検査をさせて頂きます。検査前に骨折の有無や利き腕等をお知らせ下さい。