リハビリテーション室

リハビリテーション室について

リハビリテーション室は、理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3部門と訪問リハビリテーション(訪問看護ステーション部門)に分かれています。 通常の訓練に加え、患者さんの退院後の生活環境の整備や、自宅の環境に応じた訓練のために、入院中に自宅へ訪問し「退院前訪問リハビリテーション指導」も行います。 平成30年2月からは、地域包括ケア病棟を開設し、より在宅復帰に向けた訓練を強化しています。

スタッフ

理学療法士16名、作業療法士11名、言語聴覚士3名 (2023年4月現在)

PAGETOP

業務紹介

理学療法

骨折・脳血管障害による機能低下や障害の方に、「起き上がる・立つ・歩く」と言った基本動作が獲得できるよう、運動療法による筋力・可動域・協調性の訓練を実施しています。 整形外科疾患の方に対しては、術前から関わることで、早期より効果的・効率的な治療を行なっています。

作業療法

上下肢の外傷・脳血管障害を含む中枢神経疾患の方を対象に、日常生活動作(食事動作や着替え)から家事動作、復職の援助など、実際に必要な動作を身につけていただけるように訓練を実施しています。 脳血管障害による高次脳機能障害(注意・集中する、記憶するなどに障害)の方に対して、必要に応じた機能訓練や家族指導も行っています。 小児の発達障害に対して、日常生活の自立や環境適応を目標に検査・訓練を行っています。

言語聴覚療法

脳血管障害による失語症(話す・理解する・読み書きなどに障害)や構音障害(舌や口唇の動きが悪く、呂律がまわらない)の方を対象に、話すことはもちろん、ジェスチャーや様々な手段を利用し、コミュニケーションをより円滑に行う為に指導・訓練を実施しています。 食べることや飲み込みに問題のある方(摂食・嚥下障害)に対しても、安全に食事を摂っていただけるよう訓練・指導をしています。

チーム体制

入院では、外科系チーム(主に整形外科、脳神経外科、外科)・内科チーム・地域包括ケア病棟チームに分かれ、それぞれに理学療法士・作業療法士が配置されており、より専門的に活動しています。言語聴覚士は、横断的に活動をしています。

リハビリンピック(運動会)

毎年10月に開催していますリハビリンピックは「リハビリ」と「オリンピック」を合わせた言葉で、入院患者様を対象とした秋の大運動会です。リハビリスタッフ、看護師、ケアワーカー、ボランティア、医師など様々な職種が協力して準備・開催しています。 他者からの声かけや励ましのみでなく、患者様自身が楽しんで「動きたい」と思う気持ちを引き出すことの大切さを感じる行事です。

     

PAGETOP

教育体制

入職1年目は、客観的臨床能力試験(OSCE)をもとに、基本的な事項の習得に、2年目は症例報告、3年目は学会報告ができるように、プリセプターのサポートを受けながら教育を進めます。 その他に科内の症例報告・文献抄読・勉強会を行っています。