医療情報部

医療情報部について

医療情報部は、情報システム係と診療情報係の2つの係で構成されています。情報システム係では主に、医療情報システムのソフト・ハードの管理、診療情報係ではシステム内に記載・保管される診療記録の管理や紙の診療録等の原本管理を行っています。
医療情報技師や診療情報管理士といった情報のスペシャリストを擁し、医療情報が迅速に正しく使われるよう努めています。

 

スタッフ

医師1名(兼務)、薬剤師1名、事務員4名(2022年4月現在)

業務紹介


電子カルテの管理

診療には電子カルテが利用されています。診療がスムーズに行えるよう、運用の検討や記録の書式の管理、マスタ登録などを行っています。

システムサーバーの点検

情報を蓄積する機器を、サーバーといいます。これらの動作の記録を調査し、システムが正しく動いているかを確認します。動きに異常が見つかった場合、診療に影響を与える前に修復が行えるように日々監視しています。

医療情報機器の修理

電子カルテをはじめとする医療情報システムは、パソコンなどの機械で構成されており、経年劣化などで故障する場合もあります。その際は、診療にできるだけ影響を与えないように機器を交換し、修理します。

 

原本書類の管理・保管

電子カルテを利用していても、電子データとして保存できない同意書類や、検査結果などは紙の原本を保管しています。患者ID毎にフォルダでまとめ、必要時に取り出せるよう管理しています。また、電子カルテ以前の紙の診療録なども管理しています。

ICDコーディング

医師の記載した退院サマリをもとに、統計で利用できるよう、病名に対して、世界共通のルールに沿ったコード(ICD-10)付けを行っています。(ICDコーディング)データベースを作成することで、患者検索などに利用しています。

全国がん登録

当院に受診されたがん患者さんの情報を、2016年より義務化された「全国がん登録」のルールに沿ってデータベースへ登録しています。当院で治療された方だけではなく、診断して他院へ紹介した方や、経過観察となった方も登録し、県を通じて国へ報告しています。

カルテ開示

当院での治療内容を紙面やCDにて開示を行っております。
「知多厚生病院 診療録開示に関する手引き」の下、手続きを行い、提供させていただいております。


 

PAGETOP

<カルテ開示対応について>
当院では「知多厚生病院 診療録開示に関する手引き」に沿ってカルテ開示を行っております。
手引きをご確認の上、必要書類を添えて医療情報室へご提出ください。

※必要書類が揃っていれば郵送での手続きも可能です
「知多厚生病院 診療録開示に関する手引き」

【必要書類】
(患者本人場合)
 ・診療録等の情報提供申請書  書類はこちら
 ・身分証明書の写し(自動車免許証、健康保険証等の身分を証明できるもの)

(患者家族の場合)※第三等親までの親族
 ・診療録等の情報提供申請書  書類はこちら
 ・患者本人の委任同意書     書類はこちら
 ・申請書本人の身分証明書の写し
   ※自動車免許証、健康保険証等の身分が証明できるもの
 ・申請者と患者本人の関係性を証明する書類の写し
   ※戸籍謄本(本籍地の記載不要)等の両者の関係性が記載されているもの

(保険会社等の法的根拠に基づく代理人以外の場合)
  申請前に必ず別紙注意事項をご確認ください
     注意事項
 ・診療録等の情報提供申請書    書類はこちら
 ・患者本人の委任同意書       書類はこちら
      ※同内容を網羅している書類であれば様式は問いません
  ・申請書本人の患者同意に基づく法人に所属することを証明できるものの写し
      ※社員証、弁護士身分証明証等の申請者本人の所属が分かるもの
      ※当院へ来院する場合は本人確認のため、別途運転免許証等の提示をお願いしております
      ※患者が直接同意した法人でなく、委託を受けた法人が代理で申請を行う場合は、
     委託を受けたことが確認できる書類(手配指示書など)も合わせてご提出ください